名古屋市天白区の歴史ある寺などについて、詳しく解説するサイト『名古屋市天白区の神社』

●●●島田地区●●●

【菅田神社】

菅田神社は仁徳天皇を主祭神に9祭神が祀られています。
創建は不明ですが、1872年に若宮八幡宮と称して村社となり、1909年3月に島田の
熊野神社と合祀され島田神社と改称されました。
そして1923年11月に菅田神社となります。

【島田神社】

島田神社は島田城築城にあたり、城の鬼門除けの守護神として熊野権現を祀っていました。
1909年に神明社、八幡社、天神社と合祀され、その後黒石の山神社と天神社を合祀して
黒石に遷されました。
そして1923年に現在地へと遷り、1926年に天神社と秋葉社を祀り、名称を現在の
島田神社に改めています。
現在では伊邪那岐命、伊邪那美命など九柱を祀っています。

【島田地蔵寺】

地蔵寺は1442年に島田広徳院として樵山和尚が創建したのですが、その後1491年に
大洪水がありお寺は破壊されてしまいます。
その後1500年に鳴海にある瑞泉寺の秀建和尚が本殿を再建し、その時に島田山地蔵寺と
名前を改称しています。
しかし今度は1560年の桶狭間の合戦で本殿を焼失してしまい、その後島田城主牧氏の
男右近義汎が再建、古厩山地蔵寺と改称しています。
地蔵寺の別棟には地蔵尊が祀られており、雨降地蔵や毛替地蔵と呼ばれています。
毛替地蔵と呼ばれる理由は何でしょうか。
島田にはその昔、熊坂長範という大泥棒がいました。
この泥棒はお金持ちの家から馬を1頭盗んで馬市で売ろうとしますが、その馬が盗まれた馬
だということがわかってしまい売れませんでした。
そこで地蔵寺のお地蔵さまに馬を売りたいと祈ったところ、馬の毛色が一夜にして変わって
しまい、馬を売ることができたそうです。
彼はお地蔵さんに恩を感じ、その馬が売れたお金を貧しい人に分けたのでした。
現在では毛替地蔵に、美しい髪を求めて多くの人が訪れるそうです。

【政林禅寺】

政林禅寺には6つのお地蔵さまが鎮座しています。
このお寺は諸願成就祈祷のほか、人形供養と水子も行っています。
六地蔵尊は6つの世界「六道」を示しています。
人間はこの6つの世界を生まれ変わっていると言われて、前世で正しいことをしていれば
「人間界」「天上界」に行けます。
しかし悪行をしていれば、飢えと乾きに苦しむ「餓鬼」、動物の世界「畜生」、生前の刑罰
を与えられる「地獄」の三悪道に生まれ変わるのだそうです。
六地蔵尊はその三悪道での苦しみを救って下さるとのことです。